日記をアップした後、本堂に一人こもって色々実験をしてみました。
そしたらですね。結局マイクの受信機を直接アンプに繋いだらうまく行きました。
業務用のマイクと思うと音を拾いすぎな傾向があるように思いますが、まずまず良好。仏具屋さんの道具がうまく適合しなければ、これでいいかも。
ただ一つ問題点も。普通のワイヤレスマイクって、単三電池一本で無限に使える!と思えるほど長持ちするのですが、私の持っているこのライブ配信用のマイクは、充電式で、4時間しか持ちません。安心して使うには3時間半ぐらいと見込んでおかなくてはならないでしょうか。
今回の晋山結制は、お寺に到着してマイクをつけてから外すまで、最短でも4時間かかる予定となっています。幕間に電源を切っておけばいいのですが、業務用のマイクに多いスライド式のスイッチではなく、ボタン長押しなのです。これは不便。サイズがものすごく小さいのでそういう使い勝手が犠牲になるのですよね。
とはいえ、普通の使い方ならこれぐらいの時間連続使用できれば十分なケースがほとんどでしょう。
受信機一つにつきマイクが2つセットになっているので、もう1つのマイクに途中で切り替えればひとまずは解決になるのですが、そうすると元からある2つと加えて、3つのマイクで運用していくことになります。本当は4つ欲しい。
あー、でも、今回は維那和尚はマイクいらないっていうかなぁ。出番が少ないから。
新住職である私に対して和尚さんたちが質問をぶつけるシーンがあるのですが、私はマイクをつけているので、回答は本堂の外まで聞こえます。でも、質問はなかなか聞こえません。本堂内には十分に聞こえると思いますが、今回、本堂内に入れるのはお世話人さん方と親族だけ。ほとんどのお檀家さんは外で見守ってもらうことになります。
外のお檀家さんにも質問がよく聞こえるように、マイクを持って質問してもらおうかなとも思うのですが、実際にやろうとすると、なかなか難しいかもしれません。この質問は、本堂の入り口近くから、本堂の祭壇である須弥壇の上に立つ私のところへ、少しずつ歩きながら質問をし、全部喋り終えたところで、私の立つ真下に辿り着くように、うまくタイミングを調整します。
私の回答を聞き終わると、それに感謝の言葉を大声量で述べながらスタート地点まで戻ります。その位置に戻った瞬間に、次の人が質問に出る、という流れなので、マイクを受け渡すタイミングがとても難しいのです。このシーンのためだけに、棒マイクが2本欲しい。2本あれば受け渡しの問題はなくせるのに。
アンプの入力端子には一つまだ空きがあるので、仏具屋さんのマイクもやはり動員しようか。どうしよっかなぁ。
手持ちのマイクが使えることが分かって、想像が広がりまくるのでした。
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