書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

水が土の味がする

意味が分からないと思いますが、土の味がするんです。人によっては泥とも言いますし、私が一番近いと思うのは、ちょっと古くなって痛みかけのカボチャ。

天竜川の水にプランクトンが発生した、ということが原因らしく、いろいろ対策は始まっているとのことでした。

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我が家では先月の半ばごろには娘が水がまずいと言い出して、直後に私も気づいてしまい。一度気づくとどうにもダメで、今までほとんど使っていなかった浄水器を通した蛇口を使うようになりました。

浄水器を通すと水の勢いが弱くなって、不便なのですよね。普段はだらけているのに水を扱うときにはせっかちなので、浄水器は使わずにいたんですけれども。

カートリッジの寿命がとうに来ていると思うのですが、高くて買い換えられずにいますし。ただ、使用頻度がメーカーの想定よりも低かったせいか、性能が落ちた実感もなく、それなりに機能はしているようです。

子供の頃の記憶では、湖西市は地下水を汲み上げて使っていると聞かされたように思います。そもそもその情報が違っていたのか、どこかで切り替わったのか、我が家に届いている水は天竜川からはるばる届けられたお水でした。ようこそおいでませ。

不思議なのは、お寺の敷地内で一番奥まったところから変な味がし始めたこと。そこから徐々に、市の水道管に近い方へと症状が広まっていきました。

なんなんでしょうね。物理現象としてこれが当たり前のことなのかよく分かりませんが、とにかく不思議な現象としてとても気になっています。

湖西市から発表があったのが10月6日。同日に浜松市からも発表がありました。浜松市の防災メールから配信されたのと、湖西市Twitterから発信されたのと、ほぼ同じタイミングだったと思います。

最初は蛇口の劣化が原因だと思っていました。徐々に他の蛇口から出る水も不味くなっていったので、これは我が家の設備のせいではないかもしれないと思い始めたものの、確証はありませんでした。それよりも前に水道屋さんに来てもらったのですが、原因は思い当たらず。何かが混入するほど隙間があれば、そこから水が噴き出しているはずとのことで、確かにそうですよね。水圧がバッチリかかってるんですから、入るより先に噴き出しますよね。

その水を飲んでもらったのですが、水道屋さんには違いが分からないようでした。一度気づくとどうにもまずいのですが、気づかないうちはそんなものなのですよね・・・

水道屋さんに見てもらってから1週間が経過して、今回の発表でした。どうにも手立てがなく途方に暮れていたところなので、ある意味では嬉しかったです。とにかく、我が家の中の原因ではないことがはっきりしましたから。蛇口の取り替え、結構お金かかるんですよ。

あとは、どれくらいで解消されるか。プランクトン発生の原因はまだ判明していないとのこと。素人考えでは、台風でダムの水がかき混ぜられたからなんじゃと思うのですが、仮説を立証するというのはなかなか大変なことのはずです。とっくに検証されていることでしょう。

利用者としては、ただ待つしかありません。なるべく早く、元の味に戻ってくれることを願うばかりです。

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