書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

映画「バクテン!!」見てきた

娘が見たがったので行ってきました。映画館は、特に田舎の映画館は人混みにもならず、しゃべることもなく、コロナ禍においても安心して出かけやすい場所です。流行初年は営業自粛を求められ、再開しても席を一つ飛ばしにするなど、随分と苦しい運営を強いられてきました。最近はようやく通常営業に戻った感があります。よかったよかった。

さて、バクテン!!。上映館数が極端に少ない。静岡県内は、静岡市内に1館だけ。名古屋市を抱える愛知県でさえも6館しかありません。幸い行きやすい距離にあるユナイテッド・シネマ豊橋で上映してますので行くことが叶いましたが、ここが入ってなかったら、見に行けなかったです。

なんでこんなに少ないのだろう。それは、映画鑑賞後にさらに大きな疑問となりました。

私はバクテン!!のストーリーも知りません。アニメ映画というのは分かっていましたが、逆を言うと、分かっていたのはその1点だけ。鑑賞特典でボイスドラマがついてきたので映画を見る前に聞いてみましたが、さっぱり分かりませんでした。そりゃ、そうですね。後から分かったのですが、登場人物は相手チームだったし。

そんな状態で見始めたものの、話の流れに混乱することもなく、ぐいぐいと引き込まれ、何度も涙を流しながら見ることとなりました。

現代風のスポ根アニメ。しごきがあるわけではなく、登場人物たちが自ら練習に励み、目指す高みへの向かっていきます。

昔だったら悪役風に描かれることさえある相手チームもまた魅力的に描かれていて。

気持ちが良い。

とても気持ちが良い。

ちなみに、男子新体操部のお話です。

見終わって、無理やり連れて来られて見ることになった長男の最初の感想が、もう一度見たい、でした。

これだけよく出来ていて、なぜこんなに限定された映画館でしか見ることができないのかと、それがとても不思議です。元々はテレビアニメで、たった12話。話題性に乏しかったのか。でも、タイトルは私でも知っていましたし。

漫画原作とかではなく、純粋にテレビアニメ12話しかありませんから、それが良い方に働いて、映画だけを見ても理解が捗ったのかもしれません。

なんにせよ、良い映画でした。男子新体操を見る目が変わりそう。今までも興味深く見ていましたが、また違った視点を加えられそうです。

時間が合えば、子供だけで見させて、ゆるキャンウルトラマンを見たかったところではありますが、結果的に大満足でした。良い出会いでした。

——————————

基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。
noteも結構書いてます
Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主