書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

そしてインスタントコーヒーに帰ってくるのさ

コーヒーは好きです。

紅茶の方が好きだけど、ティーパックの処理がいつも面倒で、気軽な飲み物としてはコーヒーに軍配が上がります。インスタントコーヒー限定ですけれど。

お手入れの手間を省きたい関係で、一般的なコーヒーメーカーというものは持っていません。ほぼほぼノーメンテナンスで動き続けているネスレドルチェグストが1台あるだけ。

その代わりに、クラウドファンディングで電動ミルとドリップができるのにカップと共に一体化して収納できるコーヒーメーカーとコーヒーカップの間の子のようなものは買ってあったりします。それに合わせてコーヒー豆も買ったのですが、その時に買った豆をまだ使い切らずにいるぐらい、あまり使っていません。

ミルは電動とはいえ、準備から片付けまで手間は食うので、心と時間に相当な余裕がないとダメなのです。

結局最後は、インスタントコーヒーに帰ってきます。そういうものなのです。スプーンすら使わず、瓶から直接マグカップに入れ、電気ポットからお湯を注いで出来上がり。かき混ぜも不要。洗うものはマグカップのみ。

師匠には以前、誕生日に合わせて、クラシカルなミルと、コーヒープレスをプレゼントしたことがあります。もう3年4年経つと思うのですが、かなり頻繁に使っているようです。

やはり隠居すると余裕ができるのか。それとも元からそれぐらい余裕を持って過ごしていたのか。師匠がミルのハンドルを回してガリガリとコーヒー豆を砕いているのを見ながら、そんなことを考えてしまいます。

キャンプに行ったら、朝のコーヒーをちゃんと楽しみたいと考えています。楽しむというのは、ミルからドリップまでをゆったりと楽しむということです。今の私の気持ち的には、飲むのはおまけ。結果。そこまでの過程を楽しみたい。ちゃんと楽しめたら、ご褒美に美味しいコーヒーが飲めるという塩梅。

それでも比べれば紅茶が好きなのです。銀河英雄伝説ヤン・ウェンリーに影響されたからなのですが、初めて読んだ大学生の時には、物語に出てくる通りに、ブランデーを混ぜて飲むのも楽しみの一つでした。本当はスプーン一杯ぐらいの量を、アルコールを飛ばしてから入れるようなのですが、ヤンはアルコールも欲していたのです。

私もそれを真似して、3千円以上したブランデーを買ってきて、ね。よく頑張ってそんな高いものを買ったものです。それぐらい、影響を受けたのですよ。

だから紅茶が一番好きなのですが、結果として飲むのはコーヒーなのです。不思議なものですね。

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