書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

電話は嫌いなんです。でも電話を受けるための準備に費やす時間は好きなんです

この日記にも何度か書きましたが、電話は嫌いなんです。

苦手でもあります。

そして嫌いなんです。

そもそもが、こちらの都合を無視して鳴りまくって、それに出ないとならないという強制的な仕組みが嫌い。

挙句、声だけだとなかなか相手が分からず、意思疎通が難しいこともしばしば。 (これはナンバーディスプレイの普及で、対面するよりも相手が誰かの認識はしやすいケースが増えましたね)

許せる電話もあります。

好きな子からの電話。

これはもうしょうがない。かかってくるだけありがたい。幸せ。サンキュー。今は妻からということになるので、一緒に暮らしているとなかなか機会もないですが。

もう一つ。

いわゆるテレビ電話。

これはね、電話をかける方もかなり気を遣って発信します。服装もそうだし、時間帯もそうだし。訪問するのと同じくらい気を遣って電話をかけるのです。もしかしたら事前にメールで何時にビデオ電話かけますとアポ取りがあるかもしれない。それぐらい気を遣って電話をかけます。

そういうのは、こちらもしっかりと受けて立たなくてはなりません。

などという気持ちがあるのとは裏腹に、なんとかして電話を取り逃がすことがないように、という努力も日々続けています。お寺の固定電話に加え、携帯電話番号も取得し、周知するべく寺報に載せたり。万一留守になるような時には固定電話の着信を携帯電話に転送したり。

真夜中の電話でもなるべく出ます。夢の中で鳴っていて出れなかったことが一度ありますが、出られる限り出ます。

檀家さんからの電話を逃さず取ることは、最重要案件です。今もキーボードのすぐ横に、子機が置かれています。

この矛盾した状況。僧侶は職業ではなく生き方と表現したいですが、代表役員は仕事ですからね。そこはもちろんちゃんとします。会社で電話をバンバン取っている人でも、実は電話は苦手という人、いると思うんですよ。私も、相手からは電話が苦手で嫌いな人とは決して思われていない自信はあります。でも実際は、こういう姿を隠し持っているわけです。

メールを書くよりも電話で話したほうが解決が早い話題もあるとは思いますが、私はメールできたほうが嬉しいなぁ。その返信として電話をかけるのは有りだと思います。最初から電話は、やっぱり嫌。仕事ならば出るしかないけど。

昨日、楽天モバイルでの通話について嬉々として日記に書いている自分を見ながら、分かっちゃいたけど矛盾した性格の人だなぁ、と思って今日の日記を書きました。自分の性格でもなかなか把握できないものです。皆さんもこうして書き出してみると、面白いですよ。

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