書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

無事に司会者、円成しました

炎上でもよかったかもしれませんが、円成しました。

無事というのは語弊があるかもしれません。今日はよく噛んだ。噛みまくった。西堂老師がスラッと言えないって、どういうことですか。どこに言いにくい部分があるんですか。

それに、気がつくと声量が落ちている場面がありました。悔しい。やり直しを要求したいレベルです。

自分のやり切りパーセントはあまり高くはありませんが、しかし、晋山結制そのものは、素晴らしいものでした。やはりお祝い行持は良いですねぇ

自分の準備だって、原稿も、読み込みも、かなり頑張ったんですけどね。まあこれは仕方ありません。司会は向いていないのかなぁ。

こうした儀式での配役は、自分が向いていると思うも向いていないと思うもあまり関係なく、任に当たって他に譲りがたしの精神で、とにかく役割を全うすることが修行です。新命住職はなるべくスムーズに儀式を進行できるように、ある程度は向き不向きを考えて配役を考えるわけですので、それを信じて取り組みます。最も、若手のうちに任せられる配役は大体みんな同じです。

重要なお役から順番に配役を当てていき、若手は法要を進める裏方を担当することがほとんど。事前の準備から法要中まで、やること満載。でも、とても勉強になる配役です。そこで経験を積んで、自分の個性も周囲に浸透し、それなりの年齢になると、いよいよ別の配役が回ってくるようになります。

ようやく私もそういうお年頃になった、というわけです。

でもそのタイミングでいただいた司会という大役を、満足できる内容でお勤めできなかったことは、やはり残念。次の機会があるのなら、今度こそ自分で納得のできる出来栄えを達成したいと思います。

儀式の進行に合わせ、時には一瞬の隙間にねじ込む形で、ナレーションや法要解説を行なっていくのはなかなかに技術を要するものでした。儀式の中身もさらに理解できましたし、良い経験をさせてもらいました。

今回のところは、そこに満足をしておこうと思います。

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