書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

新しい寺務所で初書き物

寺務所を建物内引っ越ししてから初となる書き物をしています。お葬式の支度なので書いていて楽しい感覚が一切無いのがつらいところ。

前の寺務所と比べると、床が見える面積は広がりましたが、引っ越して来れないでいるものたちがまだまだあり、必要なものを取りに別の部屋へ行く手間が新たに発生しています。

用意した紙に書き損じて、またすぐに取りに行ったりとかもね。

今のところは良い運動だと思って行ったり来たりしていますが、焦っているときはストレスに感じてしまいそうです。なるべく寺務所の近くに置き場所を変えねば。

悪いことはそれぐらいで、良いことが多い引っ越しでした。今までよりも窓が増えたので、外の明かりがよく入るようになりました。引きこもっている感覚が薄れて、世界との関わりを感じられます。大げさですが、感じるのです。今までが隔離されすぎていたのかも。

子どもたちが出入りする裏口を含む部屋なので、仕事をしていても子どもたちが帰ってきたことに気づけます。一番最初にただいまと言ってもらえる部屋です。これが妻に気付かれたら、嫉妬されそう。今までは仕事で引きこもっていると、家族の動きが分からないことも多かったですから、嬉しいです。

お寺の建て替えでもしない限り、もう部屋の移動はないでしょう。住職の勤めを終えるまで、ずっとこの部屋で仕事をしていくわけです。今までの部屋ではそんなことを考えもしませんでしたが、引っ越しによって気付かされました。色々なものを、今まで以上に大切に使っていかねばなりませんね。

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