春に行くはずだった坂東三十三観音巡礼の旅、その第二回。コロナ禍にあり、東京の浅草寺さんがルートにあったため、それ以外のお寺では感染の機会を得るほどに人と会うことがないと分かっていながら、中止をしたのです。参加者は比較的ご高齢の方が多いので、強行しても安心して参加してもらえないというのも理由です。仕方ない。
この秋に日程をずらして、出発の機会をうかがっていたのですが、GOTOキャンペーンが始まったとはいえ、まだまだ安心して出かけられる状況ではありません。
そこで、さらに日程を延ばして来春に設定。さらにさらに、当初予定していたコースを後回しにして、東京を通らないコースを先に回ることにしました。そうなると、下見のやり直しが必要になります。昨年行った下見のデータは来秋かそのまた先の秋に活用するとして、まずは下見をしてこなくてはなりません。現地を見ずして、檀家さんたちを案内なんて、やはりできません。
このコースはほぼほぼ栃木県内。感染者数も静岡県よりも落ち着いているので、私が持ち込まないように気を付ければ安心です。
朝5時に、いつものように隣寺の住職とともに出発。ホテルの到着が18時の予定でしたが、これは少し早まって17時に入ることができました。
その間に廻った札所は4ヶ寺。とても少ないですが、明日なんて2ヶ寺です。さらに少ない。それでも所要時間は今日よりも多いという…
相変わらず、地獄のようなハードスケジュール。しかし、一泊で終わらせようと思うと、こうなってしまいます。本当は撮影データを確認しながらゆっくり回りたいのですが。
そう。今回もしっかりとビデオをとり、バスの車内で上映します。
さらに。これは隣寺和尚とも話したのですが、延期が二回繰り返され、さらにコロナ禍の終わりが見えない中で、巡礼の仲間たちの士気が下がってしまったのではないか、と。前回参加者が全員参加してくれないと、正太寺が赤字を大きく抱えるか、参加費をさらに高額にするしか、どちらかをしないと実施できません。
正太寺も毎年の境内整備にお金がかかりすぎていて、これ以上赤字を出せないし、かといって参加費もこれ以上はあげたくない。ということは、このままずるずると立ち消えになってしまわないか、と。
それはまずいということで、参加する気を起こしてもらえるように、見どころをまとめたチラシを配ろうと思い立ったのです。ビデオ編集よりも手軽にできますからね。
こちらの撮影は、一眼ミラーレスカメラで撮りたかったのですが、ビデオの撮影機材だけでも荷物が多くなってしまっているので、スマホのカメラで撮ることにしました。チラシの中に入れる写真ぐらいなら、正直、差は分からないですしね。
ビデオ用に自分の声も録音しだしたので、この確認をするのがちょっと恥ずかしい。でも、夜にちゃんと確認しておかないと。失敗はリカバリーできませんが、明日再度同じ失敗をするのは防げます。滑舌についてはいまさらどうにもなりませんが。
さあこれからデータ確認の夜が始まります。明日の行程の確認もあるし、さて、今夜は何時に眠れるかな…
——————————
基本的に毎日書いてます。 何か共感できる内容がありましたら、ぜひSNSでシェアしてください。喜びます。 noteも毎日書いてます。 Bloggerにブログも書いてます。こちらは数日置き更新。「もばいる坊主」