書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

新型コロナの感染が広がっていますが、個人の特定はやめましょう

岩手県でもとうとう感染者が出てしまったそうです。県の会見は午後8時からということで、この日記を書いている段階では詳細が分かりませんが、岩手が安全そうだからという観光客もいたりしましたから、避けようがありませんよね。帰省を控えていた岩手県出身者の方々も、無念に思うことでしょう。

湖西市もそろそろ誰が感染してもおかしくありませんし、実際にそうした噂も飛び交っています。小学校ですら、誰々の〜、という話が出るそうで、子どもたちが持ち帰ってきます。浜松市で発生したクラスターがかなり大規模に広がっているので、濃厚接触者から濃厚接触者へと、嬉しくない輪が広がって行くのも当たり前でしょう。

でもだからといって、誰が感染をしたかと特定したところで、意味はありません。ただ怖がるだけです。個人単位でできる対策は、他人と距離を取る、大勢人が集まる場所へ行かない、自分が感染していると常に想定して、マスクをし、人にうつさない行動をする。これぐらいです。

会社もテレワークできるところはテレワークに戻して、社内会議も取引先との会議もWeb会議にして、いったん感染拡大を抑えるべきでしょう。2週間様子を見れば、概ね広がりは防げるんですから。あの自粛期間を乗り切ったのです。そんなに難しいことでしょうか。

買い物も控える必要はないでしょうし、家族だけでの食事だったら外食も危険は少ないでしょう。他所様との席の間隔が近いお店は申し訳ないですけどしばらく遠慮して。

感染の機会を減らして、その分安全なお店でお金を使って経済も回して。みんなでそうやってうまいこと暮らさないと、最終的には全員の生活が苦しくなってしまいます。社内の馬鹿げたマナーとやらのために感染機会が増えているとしたら、それこそマスコミが事例を取り上げて叩き潰すべきことだと思うのですが。感染者個人を特定するより余程感染抑止に効果があるでしょうから、自粛警察で名を挙げたみなさんぜひそちら方面へ力を注いでいただければ幸いです。この日記をわざわざ読みにきてくださっている方の中には、自粛警察のような方はいらっしゃらないとは思いますけれど。読みに来ないでしょう。

ウィルスが目に見えれば対策しやすいんですけれどね。難しいですね。

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