書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お盆らしい気候になりました

蒸し蒸しと暑い1日でした。本来の8月お盆はもっと暑いのですが、20年ぐらいまえの8月お盆は今ぐらいの暑さだったような気もします。気がするだけでしょうか。

というわけで、今日は、6月なのに8月お盆の気分でお経にまわっていました。涼しい月に引っ越したはずなのにどうしたことだろうというモヤモヤは、とりあえず奥に引っ込めて。

今年のお盆は、途中で息苦しさを感じる日があったり、疲れやすいタイミングがあったりと、なんだか微妙な体調の日がありましたが、大崩れすることなくラスト1日前を迎えました。

ここ数年での大きな変化がありまして、留守のお宅がものすごく減ったのです。昔は畑へ行ってたりと留守のお宅が多かったのに、今は大体皆さんご在宅。理由はいくつか想像できるものの、一つはっきり言えるのは、畑へ行かなくなった方たちが一定数いる、ということ。

元々高齢化の進んだ街ですが、それがまた一段進んだように思います。

でもまあ皆さん、日常生活を送る分には十分にお元気で、マスク越しでの短い会話ですが楽しくお話もできて、パワーをもらえている気がします。これがなければこの過酷な期間はとても乗り越えられませんからね。

本当に、正太寺はお檀家さんに強く強く支えられているなと実感する日々です。

そんなお盆のお経も明日で最終日。体は楽になりますが、ちょっと寂しくもあります。大学生ぐらいまでは、終わるのがただただ嬉しかったんですけれど、私もまた、ちょっとずつ変わっているようですね。良い方に。

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