お盆のお経に伺うと、お仏壇に五如来幡を置いて、ロウソクに点火し線香を立て、お霊供膳の蓋をとって、準備完了となります。お霊供膳の前に線香立てがあるか奥に線香立てがあるかで順番は前後しますが。
今年はこれに加えて、フェイスシールドを被ってマスクを外すという手順が加わりました。これが意外に強敵で、一つ手順が増えただけで、どれかを忘れてしまうという事態が繰り返されているのです。
一番ひどいかったのは線香の立て忘れ。途中で気がついて立てましたけれども。
2日ほど前にようやく気がついて、指折り数えて確認するようになりました。読経前に、お霊供膳の蓋が取れているか・線香は立っているか、五如来幡は置いてあるか、フェイスシールドはつけているか。この4つが整っていれば、他のことも自動的に整っていることになりますので、一つ一つ確認しながら指を折って、4まで数えるのです。
これをするようになってから、何かを忘れたという事態は起こらなくなりました。助かった。
いちいち声に出して確認していますから、私の背中しか見えていない檀家さんは疑問符だらけかもしれません。すいません。
明日も元気に声出し指折り確認がんばるぞ。