書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

まだしばらく、法話を我慢

いかなる法事も法話がなければ意味をなさないぐらいに法話の機会を大切に考えているのですが、感染防止の観点から現在法話をせずに法事を勤めています。

お通夜と葬儀も同じく。

お通夜では、法話というよりも、葬儀の流れの説明を中心に据えながら、この儀式がどれほど意義深いものであるかを伝えるべく努力してきたつもりですが、それが出来ない現在、葬儀に参列しても何をしているのやらさっぱり分からん、ということになってはいないかと心配しています。

地元の方であれば、何度か参列して話を聞くうちに記憶に残っているかもと期待していますが、特にお身内の方は都会に出ている方も多いので、話を聞くのが初めてであって不思議はありません。お身内の方々にこそ聞いてもらいたいのに。

そろそろ再開したいと思いつつも、喪主さんが参列者に制限を設けている現状では、一カ所に大勢集まる時間をなるべく短くするべきだろうと思い、今夜もやめておこうと考えているお通夜開式12分前です。

トイレ行かなくちゃー

正直に言えば、法話をしても大丈夫な条件を満たしているとは思うのです。大先輩が工夫を凝らして法話を欠かさずにいると聞いて、私も!と思うのですが。

本堂であれば、全解放すれば、ここは外ですか?というぐらいになるので、まだ決断しやすいのですけれど。悩ましいです。