書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

草刈り機をかけながらPodcastを聞くのが普段の生活になってきた

第三駐車場の草刈りを再開。あまりに背の高すぎる草を軽トラに運ぶのに、半日以上がかかりました。しんどかった。腕も足もプルプルしています。とても庭師さんにはなれない。

最後の一番狭い駐車場まで草刈りを終わらせて、ようやく一巡。走行しているうちに、最初に草刈りをしたところはすでに草が伸び始めていて…

他にも目につくところがたくさんあります。山の上の墓地も、早いうちに刈った方が良さそうな(伸びてからだと片付けが大変そうな)草が何か所かに群生しているのを確認していて、さあどうしようかと思案しています。

AirPods Proでノイズキャンセリングを効かせてPodcastを聞くようになってから、草刈りが楽しみの一つになってきました。他に聞く時間がないので、今の生活スタイルだと唯一のタイミングなのです。宗務所勤務中は往復2時間の通勤時に聞いていて、聞くものが足りなくなるぐらいだったのですが、今ではどんどん溜まっていく一方。事務仕事をしながら聞ければ良いのですが、歌ですら聞きながらは仕事が捗りません。Podcastではさらに聞き入ってしまって、仕事どころではありません。

草刈り中も頭は使うのですが、運転中と同じように聞く作業とは分業ができるようです。一方、パソコンに向かっていると、文章を書くときでもダメだし、会計をしているときでもダメです。言葉と結びついているものとの分業は無理、ということですね。聖徳太子のように10人の話を一度に聞ける人であれば余裕なのかもしれません。

いくつもの作業を並列処理できる人は、できるのかな。私の知り合いで、私と話している最中に電話を受けてすぐにそちらに集中を切り替え、電話をしながらメモを書き、相手が保留になった瞬間に私との会話を継続できる人がいます。もちろん相手から再び声がすればそちらに意識を戻して。

あの人ならPodcast聞きながら文字を書く作業ができるんだろうなぁ。羨ましい。

私が聞くPodcastはIT系の物に偏っていますが、いくつかの話を聞くうちに、現在の先行きの見えない不安感を、今だからこそできる前向きな捉え方に変えなければ、と思うようになりました。テレワークやオンライン授業の普及をはじめ、もっともっとネットワークを活用した世の中へ移行していくきっかけとして。もちろん感染しないのは大前提。命の危険にさらされるウィルスです。なんとしても避けなくては。

テレワークはすでに現段階でどちらもネットワークへの負荷が問題になってきていて、サンフランシスコでは作業に支障をきたすほどになっているとか。日本でも通信速度の低下を感じる時があるそうですから、もっとテレワークが当たり前になって、さらに日本中で子どもたちがオンライン授業を始めたら、おそらくネットワークが持たないと思われるのですれど、きっと力業で解決していくのではないかなと、期待を込めて予想しています。

大学生からの一人暮らしにスマホ一台あれば足りると思われていたところに、それだけでは満足に勉強も仕事もできないとなれば、東西NTTが黒字化を果たすかもしれません。その見込みがあれば当然ネットワークの増強にも資金が回せます。まあこれは、国策として国がお金を突っ込めば良いとは思うのですけど。

湖西市の小学校は、4月19日までの休校措置が、5月6日まで延長となりました。満足に勉強ができない状況が続いています。学校で配られたプリントを使った学習や、eラーニングというオンライン教材を使って学習をしていますが、先生に教えてもらうのと比べると、速度も知識の幅も違ってきそうです。

これが5月6日で終わりになり、5月7日からは普通に学校に通えるのであれば、夏休みに取り戻せば良いか、となるのですが、それすらも不透明。最低でも1年は普段通りの学習ができないとしたら、子どもたちにとっても、将来の日本にとっても、大きな損失です。そして、それが1年なのか、2年なのか、全然わからないわけです。それを悲観していてもしょうがないので、なんとかして学習が進められるように、親としてはそこへこそ前向きな気持ちをあてがって行かなきゃならないんじゃないかなと考えています。

一方で、濃厚接触者との接触をアプリがお知らせしてくれるという仕組みを、国が導入をしようと進めているそうです。 times.abema.tv

AppleGoogleの合作アプリよりも早く、1、2週間後には地域を絞った形となるものの、第一弾が出せるかも、と。遅い遅いと言われている国の対策ですが、思ったよりも早く進んでいる分野もあるということで。

これは感染者を徐々に減らしていくことに有効だと思われます。感染自体から守ってくれるわけではないけれど、濃厚接触した可能性を知らせてもらえるのは、自分がさらに他人にうつさないためにとても役に立ちます。それは感染爆発の抑制にもなりますから、収束への近道です。

こうしていろんな手立てが立てられていますから、それらを信じて、一人一人、自分のできることを前向きに続けていきましょう。私は何をしよう。何ができるだろう。もっと考えなくちゃ。