書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

ゆうちょ銀行の受払通知票の電子化はやっぱり面倒

正太寺でも先月からゆうちょ銀行の受払通知票をPDFファイルで受け取るようにしました。今まで無料で送付されてきましたが、4月からは1通100円でしたか、有料化されます。今までよく無料でやっていたものだと思いつつ、ギリギリまで粘っていました。

基本的には電子化万歳の思考をしますが、これについては紙があった方が楽。

そしてそれは、実際にPDFで受け取るようになって、自分の感覚は正しいものであったと確認できました。

とにかく面倒。まずゆうちょ銀行へのログインが面倒。お客様番号が長いし、合言葉聞かれるし、パスワード間違えるし(いくつか口座があると結構間違える)

ワンタイムパスワードスマホのメールで受け取れる人は、パスワードを忘れた際の手続きもオンラインで出来ますが、そうでない場合は郵送です。ビクビクします。この、「ワンタイムパスワードスマホのメールで受け取れる人」というのが曲者で、私のように一部のMVNOで契約している人は使えません。こちらに使えるメールアドレスのリストがあります。大手キャリアと、一部のMVNOだけなんです。https://www.jp-bank.japanpost.jp/direct/pc/mailadd/dr_pc_ml_apply.html

以前はどんなメールアドレスでもよかったんですが、あるとき変わってしまいました。

ログイン後は受払通知票のメニューから閲覧とダウンロードが出来るのですが、カレンダーが表示されていて、一日単位で閲覧やダウンロードをします。何日か分をまとめてダウンロードは出来ません。これはいつか出来るようになるかなぁ。ちょっとさぼると面倒になります。いちいちOKボタンを押さなきゃならないポップアップまで出るんです。誰がこのUX考えたんだ。

ダウンロードしたPDFを見ながら帳簿に記帳したりするのですが、画面が広くないと大変。誰からの送金が記帳しなくて良いなら、クラウド会計なら金額は自動取得してくれるのでPDFを参照する必要はないんですけれど。

今までなら紙で郵送されてきたものを見ながら入力するだけでした。それがこんなにも手数が増えてしまいました。やっぱり面倒だった。最も、PDFファイルをダウンロードする手続きはもっと簡素化できるはず。お金の出し入れや残高の参照をするわけではないので、受払通知票のダウンロードだけに絞って簡易なログインで済ませる方法もあるでしょう。いや、是非そうしてください。送金元の個人情報も保護しなきゃならないので(払込取扱票がそのままPDFになってるので、住所も名前も載ってます)バランスが難しいでしょうけれど。

今のままではちょっと辛いです。電子化したメリットは何ら感じられません。お願いしますよー