書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

最後の平日

平日とは。淡々と過ぎていく平穏な日のこと。

明日からは暮れのおときが始まります。17日まで。お盆よりは軒数も気候も体に優しいのですが、トイレの回数だけは増えます。寒い程度の日なら良いのですが、冷たいと感じる日は、冷えるんです。いろんなとこが。

もう慣れましたけど、それでもやはりトイレを借りるというのは言い出しづらいことです。出来ることなら借りずに半日を終えたい。

難しいんですけどね。あ、話し込んじゃったお宅では借りやすいです。なんとなく。

私の喉が長持ちしないので、一気に回る軒数は少な目です。一番多い時でも、半日に7軒。たぶん3時間ぐらい。それ以外の日は半日分を2時間で終える日もありますから、気負っているほどには大変ではありません。

今年も、お檀家さんとの会話を楽しみつつ、一年の区切りとなる各お宅のご先祖様へご供養申し上げて参ります。

気候もすっかり冬となりました。苦手な季節ですが、暮れのおときを寒い寒いと良いながらしゃべってまわるのは、嫌いじゃないです。