書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

遅れていた月末締め業務

会計の月末締めが遅れていて、ようやく取り掛かれました。現金残高が微妙に合わなくってずっと調べています。どうなってるんだ。

現金収入はお布施のみ、現金支出はほとんどない、それなのに残高が合わないってどういうこと。原因を突き止めるのに時間がかかりそうです…

クラウド会計ソフトを使うようになってから、口座の出し入れとカードの利用履歴が自動で取り込まれるようになったので、会計業務はかなり楽になりました。なんと言っても数字の打ち間違いがありません。これが極力口座振替やカード支払いを利用している最大の理由です。自分の仕事を直接減せしてくれますから。

そんな会計ソフトの提供元から、アンケートが届いていました。ブラウザでアクセスして数問のアンケートに回答するだけなのですが、抽選でギフト券が当たるということで、奮って参加してみました。

その項目内に、コスト削減効果をざっくりと回答するものがありました。私の回答は、削減効果無し。

業務時間の削減には繋がっているのですが、私の業務時間が短くなっても、残念ながらコスト削減には繋がらないのです。収入、お布施のみですから…

他に収入につながる業務をしていて、そちらに時間を割けるようになったとかなら、コスト削減効果が出たということになるのでしょう。切ない話です。

ああ、でも、個人的な懐事情としては、頭痛の回数が減って薬を買う頻度が減ったとか、そういうのはあるかもしれませんね。積もり積もって将来的な大病を回避しているかもしれないので、それはもうプライスレスですよ。素晴らしいことです。

企業にとっては、会計業務の末に出てくる数字というのは大変大きな意味をもちますが、お寺にとっては家計簿の延長と大差なく、無駄遣いの抑止効果があるくらいでしょうか。現在の正太寺は無駄遣いもしていないと言い切れる状況ですので、ただただ負担でしかありません。でもやらないわけにはいかないし。ああ、ああ、ああ。