書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

台風怖いよ怖いよ

どうにもならないぐらい大きな台風が接近しています。今の予定コースなら、湖西市は西側になるから少しは安心、なんて思っていたのですが、気象予報士の解説を聞いているとどうもそんな事はなくて、油断したその心が危ないという考えに切り替えました。

明日は葬儀があるので日中あまり動けません。今日のうちに飛ばされそうなものは安全な場所へ退避。本堂正面が絶対雨漏りするので対策したいのですが、これはどうにも出来そうもないです。漏れてからの対策を考えておくしかありません。幸いなのは通過するのが真夜中ではないことかな。

土曜日には法事も予定があるのですが、こちらは日程をずらそうかどうか相談のお電話があったようです。多分変更になると思います。安全第一。

明日の葬儀は問題ないと思うのですが、やはり土曜日の朝参りが心配。もう雨は強く降り出しているはずなので、無理してこないようにとお伝えしました。単なる強い雨ではなくて、台風の強い雨です。風も今日に強まるかもしれませんし、出歩かないのが一番です。

そんな土曜日に、お役僧があるんです。という事は、ご葬儀のお宅があるのです。こちらがとても心配。かなり強い風雨の中、参列の方々が出かけてくることになるのでは。私も行くのが心配ですが、同じように心配に感じている方が多いはず。喪家の方々も色々案じているはずですが、葬儀の日程変更は、特に混雑している会場の場合は難しくなります。そして、その混雑している会場なので、判断が非常に難しい。

今までの台風なら一番ひどい時間帯の葬儀も経験がありますし、なんとかなったという感じがするのですが、今回の台風は経験したことのない強さと大きさのため、どんなことになるのか予想ができません。本当でしたら日程をずらすのが良いというのは、関係する誰もが考えているところだと思います。世の中、思うに任せませんね…

願わくば「色々準備したけど、なんてことのない台風だったね〜」と言える結末を。準備したものが大活躍の結果は、ごめん被りたいです。