書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

坂東三十三観音下見二日目

二日目です。出発はゆっくり9時。下見の時は強行日程ですが、朝だけはゆっくりです。しっかり眠ってしっかり朝食を食べて。少しでも体を休ませて二日目に臨みます。その分帰宅時間は遅くなって22時の予定。

まずは浅草寺へ。このために都内にホテルを取りました。急に帰らなくてはならなくなっても、東京からなら近いですからね。最初の案ではつくば市内に泊まろうと考えていたのですが、その辺も勘案しての判断。ちなみに帰宅時間に差はありません。不思議なくらい差がありません。差があるのは宿代ですね…でも久しぶりに都会の喧騒が味わえたから良いのです。

残りは全て千葉県。それもほぼ北部の方。台風15号の被害については南の方が中心のように感じていましたが、道中ブルーシートが屋根にかぶったお宅がいくつもありましたし、坂東の札所になっているお寺さんでも、今回回った4ヶ寺のうち2ヶ寺で被害が出ていました。千葉寺さんは手水所が全壊。千葉県の天然記念物に指定されているイチョウの木、創建翌年の西暦710に植えられたそうですが、そのイチョウの枝が台風で折れ、すぐ近くにあった手水所に直撃したようです。

龍王院さんでも、建物への大きな被害はなかったものの、倒木もあったようですし、山門の屋根瓦がおかしなことになっていたので、あれも多分台風が原因でしょう。倒木はすでに片付けられていましたが、屋根瓦についてはだいぶ後回しになるのかなぁ。住んでいるお宅の屋根が当然優先でしょうから。

昼食をコンビニで買ったものを車中で食べて済ますことで、なんとか当初予定のタイムスケジュール通りに回る終えることができました。帰りは首都高でやはり渋滞があったり、リニューアル工事の渋滞の発生している東名高速か、事故渋滞の発生している新東名か、どちらへ進路をとるか悩ましい問題も発生しましたが、最終的には予定通りの帰宅となりました。夕食の時間も大幅に削ったからと思われます。

まずは大半の運転を担当してくれた隣寺和尚に感謝。見事なスケジューリングの自分にも感謝。そして、来春に予定している本番でも、全員元気に巡礼に出かけて戻ってこれることを願いつつ、下見ビデオの作成に取り掛かろう思います。