書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

現実逃避に寺務所の片付け。めっちゃ楽しい。

年単位で検討していたホームページのリニューアルが一向に進みません。メルマガ終了に伴い携帯電話用のホームページも無くなったので、早めにスマホに完全対応したホームページへとリニューアルしたいのですが、今風のデザインにするのか、元来の比較的古風なデザインでいくのか、それすらも決断できずにいます。

今風のデザインは、縦スクロール型とでもいいましょうか。下へスクロールしていくと、初訪問の方へお知らせすべき基本的な内容が次々に出てきます。凝ったところだと背景が内容に合わせて変化したりもしますよね。ただ、あの体裁は業種を問わず広く流行していて、新しいホテルも同じだしレストランも同じだし。レストランは特に多いですね。どこかが一手に請け負ってやっつけで製作しているんじゃないかと穿った見方をしてしまうぐらいです。

また、自前で作成するにしてもテンプレートが整っていて、自社の情報を入れていくとだいたい出来上がってしまったりもします。見てくれも悪くないですし、スマホ対応も容易な体裁。スクロールしていくだけでこちらの伝えたいことは概ね伝えられてしまうし、よく見かける体裁なので閲覧者も戸惑いなく中身の集中できるメリットもあります。

なんら悪い点はないのですが、それが逆に引っかかっていて、お寺のホームページってそういうもんなんだろうかと変に捻くれた思考にはまってしまって前に進めません。完全に頭がゆだっています。

そんな時は片付けをすると良い。誰が言ったか、これは本当、片付けすると良いんです。

思考が捗るかどうかはその人次第ですが、片付けは非常に捗ります。何と言っても元の仕事に戻りたくないんですから延々と片付けしていられます。他にやりたいことがある時の片付けは、とにかく早く終わらせたいからやっつけ仕事になるのですが、仕事に戻りたくない時の片付けは、じっくりと取り組めます。最高に楽しい時間です。

仕事場がすっきりと片付くのは見た目にも爽快ですしね。悪いことはありません。仕事が進まない、という一点を除けば。

でも、仕事場が片付くと、それがきっかけで新たに思いつくこともあるかもしれませんし、画面や紙に向かって難しい顔をしているよりはきっとよほど生産的。

今日は調子に乗ってきたところで娘の自由研究のための買い出し、引き続きお通夜という具合に中断されてしまいましたが、引き続きホームページのついての思案には戻りにくいので、片付けが捗る予定です。この勢いで、寺務所の配置換えまで進んだら良いんのですけれどねぇ。そろそろ書き物用デスクが長兄が使っていた学習デスクという状況から抜け出したい気持ちが強いです。さすがにバランスが良いんですけれどね、学習デスク。ただ見た目にやる気が湧いてこないという弱点が…形から入る人間にとっては大きな弱点です。本棚部分をどこかで入手できれば、パーツは揃うんですけれどねぇ。どこかに転がってないかなぁ。