書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

意外に時間のない土曜日

法事が一件。後席までお呼ばれして、大変楽しく過ごしました。感謝。対外的な仕事としてはそれだけだったのですが、日中はそれ以外にほとんど仕事らしい仕事もできませんでした。時間を極端に無駄に使った覚えもないのですが。

財布の中身と一緒で、時間というのも気がつくとなくなっているものです。切ないですね。

今日楽しかったのは、法事に参列していたお子さんたちが、池のオタマジャクシに大はしゃぎしてくれたこと。尋常じゃないぐらい真っ黒に存在しているオタマたちを、楽しく見ていてくれました。成長するとヒキガエルですから、そちらは愛してもらえそうもありませんが…

どんな生き物も、大抵子供の頃の方が可愛いですからね。致し方のないことです。人間だって、ねぇ。

後席の最中に、金融商品についてのあれこれが話題になりました。最終的に手堅いのは外貨積立ではないかということになったわけですが、日々変動する為替レートに影響を受ける外貨預金も、定期積立にすることによって、その影響を平坦にしていこうという考えで扱えば、確かに安定した運用になるのでしょう。そして円で積立するよりも利率がいいはずですし。

最終的には積み立てた外貨を円にしないと国内では使えないわけで、そのタイミングも大切になってきます。損をするような時はそのまま外貨で持っていればいいのですが、必要な時にすぐ下ろせないというのが一番のデメリットでしょうか。つまりやっぱり、余裕のある人しか手が出せない商品ということに…

窮状にあえぐ正太寺の財政を手堅く、でもなるべく早く救える手立てはないものかと思案していますが、そんな上手い方法は無いですね。窮状に陥る前に手当てをしておかなくては話になりません。とはいえ、今すでに窮状なので、もはやなんともかんとも。そもそもセーフティネットを自分で張れるほどの余裕が今までにあったかといえば、それは無かったと即答できるわけでしてね。こんなところで泣き言を漏らして胃の痛みを和らげるのであります。