書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

さあ、下見です

坂東巡礼の下見に出発です。本番まですでに一ヶ月を切っています。ホームページやガイドブックでは、駐車場からの距離感や、境内の規模、賑わい、見所、そうしたものがどうにも把握できません。個人旅行で詳細不明を楽しみに出かけるというのなら良いですが、仕事として、参加者をエスコートして観音様に出会っていただかなければなりません。ぶっつけ本番ではいけないのです。

ということを、西国三十三所巡りの第一回を下見なしで実施して実感しました。こりゃあダメだと。

今回も隣寺和尚の運転で出かけます。途中で変わるよと繰り返し言っているのですが、槇尾山を下った直後の一回以来、一度も交代はありません。タフな後輩です。

今回のコースは、神奈川県と千葉県。千葉県内には4ヶ寺だけですが、広範囲です。神奈川県内は9ヶ寺ありますが、特に4ヶ寺については本当に隣のお寺さん、というぐらいの距離感です。鎌倉なんですよねー。行くのは明日ですが、楽しみです。

今日は千葉県内を回りました。ぐるっと回って、東京湾フェリーに乗って神奈川県へ戻り、宿は中華街のすぐ脇のホテル。本番も初日の夕食は中華街。しかも自由食となっています。今の中華街がどんな雰囲気になっているのか、オススメのお店はあるか、そうしたことを調べるために、かなり頭をひねって中華街の脇に泊まれるようにプランを組みました。実際に当日宿泊するホテルも目視で確認できましたし、オススメのお店も見つかったし、かなり順調ですよ。

下痢をしたことを除けば。

14時ごろから急にお腹が痛むようになって、フェリーの待ち時間にガストでコーヒーを飲もうとしたら、トイレに駆け込みタイムが発生しました。フェリー乗り場への移動中にもお腹が痛んで、ギリギリトイレに間に合うという具合でした。そこである程度スッキリできて、フェリーに乗っている間は大丈夫だったのですが、下船後再び発生。隣寺和尚ドライバーに無理言ってコンビニにつけてもらって、ことなきを得ました。

これ以降は大丈夫でしたし、中華街での食事の後も問題なし。お腹を変に圧迫でもしたかなぁ。

西国と違って、拝観料が不要のお寺が多いのがありがたいです。駐車場からの距離もそんなに離れていなくて、今日のところは足が疲れるという感覚もありませんでした。やっぱり歩く距離はみなさん気にされますからね、今日回ったところは、安心です。