書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記 20180817

お盆の片付けもそこそこに、宗務所へ出勤です。水向け棚はまだ乾かないので片づけられません。ちょうどよい。

このあたりでは割と一般的な「水向け棚」ですが、浜松に行くと途端に言葉が通じなくなります。堂外に設置した棚にたらいを載せて水を張り、ススキなどを束ねて作ったもので水を手向けるのですが、日本の中ではメジャーなのかマイナーなのかよく分かりません。この棚がなければお世話人さんの仕事もだいぶ楽になりますが、その分迫力に欠けるものとなります。難しい。

正太寺はお盆を6月に移すつもりですが、そうなると山門大施餓鬼会の日は雨というのが当たり前になります。水向け棚の設置も片付けも雨の中では出来ませんし、晴れた日にお世話人さんに寄ってもらうのは現実的ではありません。仕事をされている方も多いですから。

となると、水向けのやり方自体も考えないといけません。これをどうするか、まだ案が浮かびません。雨の中ならではの、良いご供養の形を考えたいのですが。

宗務所はしばらく忙しくなりそうです。第四宗務所管内寺院の半分弱のお寺さんにおいて、この時期、責任役員さんの任期が満了となります。責任役員さんに留任していただくにしても、後退していただくにしても、宗務庁に対して任命申請書を提出しなくてはなりません。大体任期満了の一月前ぐらいが手続きの目安時期となります。これから半月程は、ラッシュとなるでしょう。就任される責任役員さんの実印を宗務庁に登録するという大げさな書類ですから、宗務所としてもチェックに時間を要します。まあ、書記さんががんばってくれるわけですが。

加えて、曹洞宗の議会である曹洞宗宗議会の議員さんの任期もそろそろ満了時期。毎回、8月中に選挙が告示となります。教化主事さんもさらに忙しくなります。私も傍観者ではいられません。少し大変な時期になります。

帯状疱疹の経過は良好に思えます。塗り薬の効果はてき面で、顔の発疹が治り始めているのか一目でわかります。頭皮の発疹は自分で見れないのでよくわかりませんが、触った感触では治ってきているようです。飲み薬の効果は出てくるまでに2日ほどかかるようですので、早くて明日ですね。痛み止めのロキソニンはどんどん使っていいということですので、服用間隔には注意しながらなるべく飲むようにしています。痛みを抑えておいた方が、神経痛にはなりにくいんだとか。

頭皮の発疹が消えてしまうまでは、シャンプーも使えないし、床屋でバリカンかけてもらうわけにもいきません。これが今一番つらいところ。最後に床屋へ行って3週間近く経ってしまいます。早く短くしたいんですが、バリカンで刺激はしたくありません。シャンプーを使わないのも同じ理由。顔も発疹が出ている部分にはせっけんを使わない方がいいでしょうから、すっきり全部を洗えません。すごく気を使います。経過は良好とはいえ、さっさと消え失せてほしいです。

人の出入りの激しかった宗務所で、すべてを書記さんに任せ、私はMS Accessにて書記さん向けの新しい機能を開発。たぶん4年に一度しか使わない機能ですが、有ると無いとでは大違い。ただ、まだ少し意図しない結果をもたらしてくれるので、調整が必要です。この調整はちょっと難しそうで、帰ってきてからもぼんやり考えているのですが、原因がわかりません。難しいのはやりがいもありますが、あんまり時間がかかってしまうと気持ちが萎えてしまいそうです。萎えてしまうまでの時間が年々短くなっているのが最近の悩み。昔は何時間でも費やしてチャレンジできたのに、何が衰えたんでしょうね。もう一度高めたいものです。