書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

台風一過の被害にあんぐり

昨夜、久しぶりに停電をしました。いたるところに懐中電灯を用意してありますし、スマホもライトを備えていますから、電池の続く限り暗闇で困るということはないのですが、不便は不便。23時過ぎでしたので、そのまま寝てしまえば問題のない時間だったのは幸いだったと言えるでしょう。

私も仕事は途中にして(パソコン使っていたのでどうにもならない)、さっさと寝ることにしました。その前に、2台のサーバーの電源を落とします。UPSによって数分間は電源が通じています。終了処理をせずにいきなり電源が落ちると、ハードドライブの故障も招きかねませんから、UPSのバッテリーが切れる前に、それらを行う必要があります。しかし、Linuxで稼働しているサーバーがなぜかモニターに画面を出しません。試しに電源ボタンを押したら、終了処理が始まりました(ハードドライブの挙動から推測)。昔の私、ナイス設定。それにしても、このサーバーはなん年ぶりのシャットダウンでしょうね。

中部電力のサイトを見ると、確かに入出は停電となっていました。正太寺だけじゃなくてよかったというかなんというか。

朝起きると停電は継続中。再度中部電力のサイトで確認すると、8時ごろに復旧見込みとなっていました。現場の皆さん、安全第一で頑張ってください。

なんて言っているうちに、6時ごろ、復旧しました。見込みより2時間も早い。さすがです。電気のありがたさがわかる瞬間です。冷蔵庫も中身が傷む前に通電が再開して、嬉しそう。

電気がやってくる前に、外に出て被害状況の確認をしてきたのですが、これがなかなかのものでした。風の強い台風で、その代わりに雨はさほどでもなかったようですが、風の影響は大きかった。水屋の鉄製の棚は足元から折れて倒れているし、大王松松ぼっくりは、まだこれからという緑色の姿で落ちてしまっていました。これはなかなか衝撃的。

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棚はその後、お参りに見えたどなたかが起こしてくださってありましたが、足元が折れてますからね、近いうちに簡易修繕をするか、新しいものを買うか、判断しなくてはなりません。お盆目前にしてこんなことが起こるとは…

そんなわけで、ややショックを受けているところです。そして台風はまだまだ強い勢力のまま。どうか被害が広がりませんように。