書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

入出も夏祭り

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やたら暑い時期になってしまいましたが、今年も夏祭りが無事に執り行われました。御神輿が勇壮に…見てません。

最近は毎年運行ルートに変化があります。一応私もグループの一員なのでその情報を回覧板以外で入手するルートがあるのですが、夏祭りについては「さすがに神さまを担ぐわけには行かない」と言う理由で距離を置いてますので、新鮮な情報を持っていません。とうとう今年は、お寺の近くに来るタイミングが分からず、夜店へ買い物に行くだけとなってしまいました。

担ぎ手も減ってきていて、夜店も外部からの出店はなく、入出の中の有志が出してくれている状態。売れないとそのまま有志達の赤字となりますから、中々必死です。破産するような額では無いとはいえ、そんなに買ってくれる人がいないんじゃ、やっぱり止めようかという話にもなりかねませんから、買いに行く方も必死なんですけどね。

時間があったので、採点本部にも立ち寄って、少しだけ差し入れをしてきました。本部詰めの暇な感じは分団長の時に身に染みてますから、そうして人が来てくれるのが嬉しいんです。今年もご苦労様です。私が引き継いだ分団長も、今年で2年目。8ヶ月で次へと交代です。外から見ていると、早いなぁ。

お祭りの締めは、花火。以前は入出の中にある3つの祭典支部がそれぞれにスターマインをあげていましたが、今年は2つしか無かったです。なんでだろう。花火の寄付が少なかったのかな。御神輿は1つになってしまい、3つの支部が合同で運行していますから、スターマインも1回で良いのかもしれませんね。打ち上げ場所の都合で大きな球はあげられないので、1回にまとめる分、長さを長くするような感じになるのかな。

秋祭りほどには若者達も戻ってこないので、このまま行くと意外と近いうちに夏祭りがなくなってしまいそうです。寂しいですけれど、現場で運行している世代の仲間としては、このままバックアップが減っていくのであれば、無理して続けなくてもいいんじゃないかと言う気持ちは半分あります。秋祭りと違って直接関わることを避けているので、それを公に発言しようとは思いませんが。

どこの地域でも抱えているであろう問題を、入出のお祭りでも同じように抱えています。止めてしまえば話は早い。はい、お終い。でもそれでいいのかな、ってみんなが思っているから、今も尚、少ない人数ながら、私のような中途半端な立ち位置の人間も傍らに置きながらも、お祭りを続けてくれています。感謝しかないです。せめて出来ることをと言うと、お祭りの寄付を多めに出すぐらいしかないんですよね。でも、そういうバックアップ、大切だと思いますから、がんばります。