書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

落とし物

中学校のリサイクル活動がありました。PTAとして初参加をしました。小学校の時と違い、中学校では生徒が主体となるべく、回収範囲も生徒ごとに決まっています。その範囲も、字別班会で生徒自身が決めたもの。小学校とはだいぶ様相が異なります。

ただ、親としてやることは変わりません。回収範囲も定まっているとはいえ、全部積運ばなきゃ終わらないわけで、みんなで協力して積み込みました。お祭りに参加するようになったおかげで、みんな顔が分かります。時間を作るのが大変なときも多いですが、それでも参加してよかったと思えることの方が多いです。助かってます。

そんなリサイクル活動の最終盤。最後の荷物を下ろしたところで、鍵が出てきます。INABAと書いてあるので、物置の鍵かなぁと思うわけですが、落とし主が分かりません。きっと回収品の中に誤って入ってしまったものだと思うのですが、手かがりは入出1町内の誰か、ということだけです。どうしたものでしょうか。

帰り道、通り沿いに倉庫の見える家に寄ってみましたが、一軒はお留守、もう一軒はうちじゃないなー、とのことで。さて、どうしたものか。そもそもこの鍵が現在も使われているものという確証はありませんが、小さな袋にしっかりと入れられるようになっていて、マジックで書き込みもしてあります。それがヒントと言えばヒントなのかもしれませんが。その小さな袋が経年劣化で一部破れているのが気にはなります。もう使っていないものでしたら誰も困っていないことになるので、私がもやもやするだけだからそれだと良いんですけどね。

誰も困っていませんように。とりあえずお寺で預かっておきます。