書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お役僧から宗務所へ

午前中にお役僧がありました。宗務所の当番日ではありますが、私の仕事としては差し迫ったものが無いので、今日はお役僧を優先。

そちらを終えて宗務所へ。途中のコンビニで昼食を買い込んでいきます。着物のままでは気恥ずかしいので、途中の公共駐車場で着替えをします。以前の車よりもサイズは小さくなりましたが、だいぶ慣れました。人間ってすごいです。

お昼ご飯は菓子パン中心。1人で食べるとなると、ついこんな食事内容になってしまいます。よろしくありませんね。

来週は梅花流詠讃歌の全国大会。当宗務所からは200人以上が参加します。近年まれにみる参加者数です。地元しずおかで開催しますので、今年は日帰りでいってくる日程を立てました。

それが功を奏しての大勢のご参加です。ありがたいですね。その全国大会に備えて、宗務所内は忙しさを増しています。暇なのは私だけっぽい…

夜は正太寺の本堂を会場にして、勉強会。昨年本山を下りきてた若いお坊さんに、葬儀導師の練習をしてもらいました。副住職になればいつでも住職の代わりとして勤められるようにしておかなくてはなりません。私の時には誰も教えてくれず、ひたすら自主練、そして役僧の度に導師の動きの細かいところまで観察して、身につけました。

本当に身についたのは、実際に自分が導師をやるようになってからですけどね。見るのとも、練習するのとも、大違いでした。そもそも両手が緊張でふるえるんですから。

事前に本格的な練習ができるというのは、本当に良いものです。彼も真剣に取り組んでいました。初々しい…

この勉強会の取り組みは、若手にとっても助かりますし、そろそろ中堅どころとなった私ぐらいの年代の僧侶にとっても、教えることが見直すことができるので、たいへんありがたいです。ずっと続けていきたいと思います。