書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

婦人部の役員さんと打ち合わせ

来月1日に、弘法様の山開きのおまつりを開催します。正太寺は曹洞宗寺院ではありますが、裏山に四国八十八カ所を模したミニ霊場を設けてあります。山頂には大きな弘法大師像もあります。ミヤマツツジとサクラが咲くこの季節に、たぶん弘法様に縁の濃い時期でもあるので、山開きと称しておまつりをしています。

正太寺ではご祈祷とのぼり旗の受付、お団子の振る舞い、お茶席を行います。同時にお世話人さんと婦人部の役員さん達の昼食も用意します。その多くの部分にお力添えをいただくことになる婦人部の役員さんに、今夜集まっていただいて、打ち合わせを行いました。

いつもは当日になってから誰がどこで何をするかを、部長さんがパパパッと決めていたのですが、今回はもう少し組織的にしまして、事前にそれらを行いました。お寺としては、当日必要なもの、前回無くて困ったものなども聞き取りして、なるべく役員さん達がスムーズに作業が出来るように、努めます。

世話人さんには主にのぼり旗を立てる仕事をしていただきます。婦人部の役員さんと両輪で支えてもらっています。本当にありがたい。皆さんに、なんで手伝わないといけないと、なんていわれ出したら、もうこのおまつりは出来ません。皆さん積極的にお手伝いをしていただけるので、大変助かります。でもいつも、この気持ちがなかなか伝えきれないでいます。感謝の気持ちの一割も伝わっていないと思うんです。ですから、ちょっと心配。

そんなこともあるので、打ち合わせの際のお茶菓子にはいつも気持ちを入れて探しています。ずいぶん前から妻と2人で何にしようか相談して。その場ではなかなか口にしないので、持ち帰りしやすいもの。日持ちするもの。家に持ち帰った際に少しは話題になりそうなもの。もちろん、おいしいもの。予算に限度はありますのでそこが一番難しいのですが、マンネリにならないように探しています。こんなことで感謝の気持ちがどれだけ伝わるか分かりませんが、無いよりは絶対に良いだろうと思いますので、これからも2人で悩みつつ、続けることにしています。

当日は、どうぞよろしくお願いします。