久しぶりにPTAで動員です。5月ごろには日程が判明していましたので、ばっちりあけてありましたよ。静岡市の市民文化会館まで行ってきました。
研究大会という名前ですので、メインはPTAが中心となって行った学校と地域の連携を深める事業などなど、この一年か二年で取り組んだ学校単位のPTAの発表になるんだとは思いますが、ためになるとは思いつつ、発表方法がいかにも日本的で面白みに欠けました。
皆さん一所懸命なのは伝わってきました。事業を企画して実施するだけでも大変な労力ですし、それをさらに発表するために要した時間もかなりのものでしょう。これをたまたまその年にPTA役員に当たった方で行うのでしょうから、その後苦労たるや。
新聞社に協力してもらって、取材報告という形にでもできれば、プロの手を経て一段と伝わるようになるでしょうし、PTAも楽ができるし、いかかでしょう。やったこともない外野が言うのは失礼とは思いますが、あれの当番が回ってきたらたまらんなと思うのですよ。何でも引き受けがちな私でも、ちょっと受けられないかなと。
講演は非常に楽しかったです。絵本作家の宮西達也先生。お名前で検索してみてください。見たことある本があると思います。
絵本も読み聞かせに非常に向いているものばかりですし、お話も大変面白い。ご自分の過度な自慢から入り、きっちりと落とすあたり、好感が持てます。自慢といっても、さほどの誇張はないんですよ。事実ばかりです。それをわざわざ言うと自慢になってしまうぐらい、すごい人なんです。それをまたネタにするところが、嫌みがなくて良いんです。
本当に子どものことを、親子のことを真剣に考えている方だというのも伝わってきました。たくさんの親御さんに聞いていただきたいお話です。講演料、いくらぐらいで引き受けてもらえるのかなぁ。お坊さん向けにも話してもらえるかなぁ。
満足して帰路につける大会でした。関係各位、おつかれさまでした。ありがとうございました。