書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

教区の新年会

お寺でも新年会というのが開かれます。曹洞宗組織の最小単位である教区でももちろん。我が教区でも本日新年会が開かれました。

よくよく数えてみると結構な出席率で、強制圧力があるわけでもない中でのこの状況、この教区の連帯感はなかなかのものだなと実感します。普段からいろんな意見を遠慮なく出せるというのは、こういうところから来ているんだろうな、と。もちろん意見を全部が全部口にできるわけでもないですけれどね。そりゃあ、それなりにお互いへの気遣いというものが発生しますよ。

私が副住職に就任した頃は、会場は決まって湖西グランドホテルでした。営業終了してしまってからは各地を転々として、時の教区長さんがいろいろ考えて設定してくださいます。年に一度のこととはいえ、お坊さんが宴会をしているというのは体裁悪いので、なるべくほかのお客さんの目につかないところを選ぶわけですが、そうなると場所も限られてきます。なかなか難しいですよね。こんなところで公にしてしまう人間も紛れていますし。

もう何日かで2月です。新年会とはいえ、新年気分はすでにありません。腰を落ち着けて、いろんな話をじっくりすることができました。放っておいてもどんどん月日は過ぎていきます。放っておかないように、一日を過ごしていきたいものですね。