書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

新年が動き出します

さあ、新年も四日。世の中よりも少し早く、動き出します。正太寺護持会の昨年度会計を締めるため、総代さんと会計さんにお越しいただいて、証憑チェック。会計の実作業そのものは、さほどの動きもないため、師匠と私で済ませてあります。七日に会計監査と理事会が開かれるので、そこへ提出するための最終仕上げを会計さん含めてやりましょう、という具合。

お寺さんによっては、護持会のお金は会計さんが持っていて、全部お檀家さんたちでやってくださっているところもあるようですが、そういうところは会長も総代さんという場合が多く、正太寺の場合は会長が住職であるため、全部お任せというわけにはいきません。で、まあ、護持会費が集まって来るのもお寺に集まりますから、いろんな手間がかからないのが、会計もお寺でやっておきますよ、という現在の方式に落ち着いているわけです。

今までは師匠が手書きの帳面を使っていましたが、今回からはクラウド会計ソフトを導入しまして、随分楽をしました。お寺の会計はもう30年近くもパソコンでやっているというのに、何故手書きで続けてきたのか不思議でなりませんが、師匠のすることに口を出すものではありません。

そして、今回も、念のためということで今までと同じように手書きの帳面も整えられておりました。お寺の会計と違い、役員さんに時間を割いてもらっての事務となりますから、また明日、というわけにはいきませんから、念には念を入れるその気持ちはわからなくもありません。

そして、実際に会計の締めを進めていくと、紙の帳面ほうが見やすい場面も当然出て来るわけで。紙って良いですよね。

そんなこんなで、19時から始めた年度締め事務は、決算予算作成まで含めて20時半頃に無事に終わりました。関係の役員さん、お疲れ様でした。