書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

灰作務ができない!

年末恒例といえば、灰作務。お寺中の香炉(線香立て)の灰をザルでこして綺麗にするのですが、室内では部屋中灰まみれになってしまうので、外で行わねばなりません。しかし、外は外で風が吹くと灰が舞い上がって大変なことになります。なるべく風のない日を選ぶのですが…

12月中旬からそういう日を狙っていたのですが、今日に至るまで、1日もそんなお天気の日がありませんでした。朝8時半ごろまでは穏やかなことが多い季節なのですが、朝から風がピュピューで、だめ。

年越し準備の中でも灰作務はかなり優先度が高いのですが、今日は仕方なく、窓拭きに精を出しました。

本日は外側だけ。数が多いので、両面一気に行うには体力が持ちません。半分に分けます。そうして作業量を減らすことで気持ちに余裕ができ、落ち着いて窓を綺麗にできるという寸法です。

でも、全然綺麗になりませんけどね。もうガラスが古いのかな。新聞紙を使うと綺麗になるといいますが、とてもではないですがそんなちまちまやってはいられません。一気に洗剤をつけて、一気にがががっと拭いてしまわなくては。

灰作務はできない風でしたが、外仕事をするには十分穏やかな天候で、すぐに体があったまりました。いい日でした。窓もぱっと見には綺麗になっています。十分です。この割り切りが大事です。