書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

マラソン大会の監察

小学校のマラソン大会で、監察をしました。

単にコースの一角で安全管理しているだけですけど。でも大事ですよね。

いつもは都合さえつけばビデオカメラ片手に応援に駆け付け、スタートとゴールの様子を撮るのが役目でしたが、今回はPTA会長のお仕事として立ち位置が決められてしまいましたので、撮影は妻任せ。その代わりに、撮ることを気にすることなく、子どもたちの様子を目に焼き付けることができました。

妻が言うには、ビデオカメラの液晶モニターではなく、自分の目で子どもを追ってしまって、ファインダーから外れてしまうと。

その点私はモニターから目を離すことがほぼありません。カメラをある程度固定できるような状況ができたならば肉眼で見ることもありますが、ほぼモニター越しの世界を見ています。

幼稚園の時の運動会で会長としてあいさつをした時、ファインダ越しではなく、自分の目で見て応援してあげてと訴えかけつつも、自分はその両立を目指していたりしました。

今は目の衰えもあって一度子どもの姿を見失うとすぐには再発見できないので、極力モニターから目を離さないようにしています。

今日は、久しぶりに肉眼でとらえた子どもたちの頑張る姿でした。

長女は目標通りに順位を一つ上げました。次女と長男も、長女ほどは高く目標ではないものの、それぞれ達成しました。

その瞬間は、つまりゴールの瞬間はこの目で見ることはできませんでしたが、ラストスパートをかける直前の姿を見ることができました。まっすぐ前を見て走るその姿に、ジーンときました。

私自身が走るのが早くないので、順位については何も口出しはしませんが、途中であきらめたりはしないようにと声掛けをしてきました。それをしっかり守っている姿を見れてよかったです。

ちなみに長女は、私が望んでもいないような順位でした。毎日自主練もしていた娘。がんばったね。おめでとう。