書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

カレンダーが空白の日

なんだかんだカレンダーが埋まる日々を送っている住職です。そんな毎日ですが、今日は真っ白。一応、何もない日。

何もない日でも、それは外に出る用事がないというだけで、こういう日にこそお寺の仕事をこなさねばなりません。休日とは無縁の生活。

と、思わせつつ、こんな日々だからこそ、休む時には休むんです。子どもたちの休日とうまく合わせて、旅行に費やすことが多いです。だから、また旅行に行ってる、なんて言わないでください。たまの休日だからこそ、子どもたちと思い出作りをしておないと、「どこにも連れて行ってもらえなかった」となってしまうんです。

私がそうだったように。

ちなみに、父、師匠でもありますが、父が休日にどこにも連れて行ってくれなかったわけではないのです。文字通り、休日がなかっただけなのです。そのことを思えば、いくつか役を担いながらも子どもたちと出かける時間を確保できる私は、恵まれています。

いやまあ、本当の意味で出家僧であれば、置いてきた家族のことを意に介さずに本来の役目を果たすべく邁進できるのでしょうけれど。それを突き詰めた場合に、後継者を据えられる自信がないので、どうにもなりません。自分の子どもたちの親を思う気持ちに頼らなくてはならない。難しい世の中です。

そんなわけで、今日は平日ですからどこか出かけるというわけにはいきませんでしたので、普通に仕事をしておりました。来週、これは家族とではないですが、出かける予定があります。それが久しぶりの休日となる予定。楽しみです。