書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お雛様登場

ようやく時間ができたので、お雛様を出しました。木目込み雛ですので、あんまり場所は取りませんが、それでも一仕事です。細かい部品が多いんですよねー。頭と胴体がくっついているだけでも楽なのでしょうが。

残念なのは、日常生活の動線上に飾る場所がないため、子ども達が目にする機会が少ないんです。庫裏の居間のすぐ隣の部屋で、お客さんは必ず通る部屋なのですが、子ども達は休みの日にならないと通るときがありません。(庫裏に廊下はなく、田の字に部屋が配置されています。右下が居間、左下がお雛様を飾った部屋。その左に本堂がくっついているので、本堂に行くには必ず通る部屋のですが、平日の子ども達は宿題になどに追われて本堂へ行く時間はありません)

夏場であれば各部屋の戸が解放されているので目に入るのですが、冬場はねぇ。ひな祭りが7月ぐらいならいいのに。

そういう意味でちょっと寂しいのですが、でも今年も出すことができました。そこは喜ばしいことです。

週末になれば、法事でお参りの方へお茶出しをするお手伝いの時に必ず目にしますから、そこでキャッキャッしてくれるのを待つことにします。