書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

新入団員等講習会

浜松市湖西市消防団が属する、静岡県消防協会西遠支部。その主催で、新入団員等講習会が開かれました。朝6時半に詰所に集合し、新入団員を連れて行ってきました。

参加者は、新入団員と分団長、そしてラッパ隊。浜松市消防団ではもう少し幅広い参加者層に思えましたが、班長も来ていたんでしょうかね。

開会式、閉会式を除けば、2つの講習と指導員による操法の展示があるだけというシンプルな構成。講習のひとコマ目は新入団員、分団長、ラッパ隊がそれぞれ別立てとなっていまして、新入団員は座学。ラッパ隊はふたコマとも合同訓練。

そして分団長のひとコマ目はなぜだか礼式訓練。この度、西遠支部内でバラついている細かなローカルルールを統一することになったそうで、訓練のたびに行う集合の仕方にも、いくつか変更点が加わりました。

先月の月例訓練では礼式担当指導員の直接指導のもとにその変更点を確認したのですが、分団長は基本的には見ているだけの存在でした。楽をしたなと思っていたのですが、今日、その理由がわかりました。

1時間弱、みっちりと訓練でした。さすがに覚えました。

ふたコマ目は新入団員と合流して、座学。安全管理についての講義でした。これは役立ちました。現場で起こりうる危険な場面について、ビデオと講師の実体験を交えての説明は、とてもリアルに感じられました。火事がないのが一番ですが、万一の火災の際には、団員の安全管理は分団長の最も大切な役割です。誰一人けが人が出ないように、広い視野を持てるよう、研鑽が必要ですね。

新入団員の講習も、団員としての心構えを中心としたものだったということなので、今日教わったことを常に意識して、訓練を重ねていってほしいと願います。

クジでもジャンケンでも嫌でもなんでも、せっかく消防団員になったのですから、「せっかくなった」という気持ちを強く持って、貪欲にいろいろな経験を重ねて、人生の糧としてほしいと思います。