書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

聞いてくださいよ奥さん

引き続き実務担当者会議。お昼には解散ですけれど、その直前の時間帯が、一番大好きな時間。質問・要望事項への返事が聴けるのです。

質問・要望事項は2月中旬締め切りで事前に伝えてあり、それが出席者に配布される資料に載っているので小っ恥ずかしいのですが、それでもなんて答えてくれるのか楽しみで、毎年真剣に考えて必ず一つは書くようにしています。

そして今年は初めて、検討をさせていただく、という返事をもらえました。それも、いわゆるお役所言葉としてのニュアンスではなく、なんとかして実施していきたい、というニュアンスでした。初めてですよ。

内容は、文書のデジタル化推進です。宗務所では前期から引き続き、文書のデジタル化を推進しています。会議資料も全部デジタル化したいところですがそれには資金が全然足りないので(職員にタブレットでも配らないとどうしようもない。でも買うお金はない)、とにかく受信文書は全てデジタル保存、お寺から宗務庁への進達書類も、宗務庁で決済がおりたらデジタル化して保存(まだ紙の状態でダンボールに詰め込んで補完はしていますが)しています。

とにかく文書を参照する際に極力デジタルデバイスを使うようにしてもらっています。自席で見る分には、PCで見ればいいわけなので、タブレット不要です。

受信文書はほぼ全てEvernoteにアップロードしているので、スマホがあればどこにいても読むことができます。これが高じれば、より読みやすいタブレットの購入などにも展開が望めます。職員が全員個人的にタブレットを所有してくれれば、会議資料のデジタル化実現も近いです。いちいち紙に印刷するのが手間になるでしょうから。

そんな具合にコツコツとなるべく紙を使わずに済む職場環境へ誘導しているのですが、宗務庁サイドでもデジタル化をしてくれれば、宗務庁から届く書類をスキャンしてデジタル化をする手間も省けますしコスト的にもいいことありますよと要望を上げたところ、良い回答がもらえたというわけです。

もちろん、だからと言って実現するかどうかはまだまだ分かりませんが、この手のことに取り組む気のある職員がいるというのは確認できました。でなければこんな回答にはなりませんからね。良い傾向ですよ。楽しみです。

予想を超える収穫のあった今回の実務担当者会議。私が新幹線に乗るとよく止まるのですが、今回は何事もなく、往復ともに無事。プラスEXは今日も活躍。予定より早い新幹線に乗れることになったので、スマホでお気軽に便を変更。みどりの窓口に並ばなくて良いのは大変楽チンです。

ただ、その分、帰路誰ともしゃべらずに帰宅なんてことにもなるわけですが。大変寂しいです。