書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

毎度おなじみ実務担当者会議

宗務庁にて開催される年に一度の事務方ビッグイベント、実務担当者会議のために東京まで来ています。

宗務庁は港区にあるんです。来るのは結構大変です。お金かかります。とはいえ、毎年細々した事務の変更も発表されるので、極力全員出席を心がけていまして、最低でも庶務と書記は出るぞ、という意気込みです。

前期宗務所宗務所主催の檀信徒大会と日程が重なり、私が一人で参加したことがあるのですが、その際の伝達がやはりうまくいかなかったんです。時節柄、すぐにお彼岸休みに入ってしまいますし、誰にどこまで伝えたか良く分からなくなります。もちろん文書でも用意した、と思いましたが、やはり自分の耳で聞くのと伝え聞くのとでは、違うんですよ。

あとは事前に提出する質問・要望事項への返答が楽しみというぐらいで、とかく真面目な会議です。

今年はマイナンバー初年度ということで、いつもと日程を変更して、マイナンバーについて税理士法人のスタッフから話を聞く時間がありました。時間はたっぷりありましたが、さらっと説明するだけで過ぎてしまいました。私は直接関わる立場なのである程度勉強済みのため、さして新しい情報に触れることはありませんでしたが、でも他の職員も大半が宗教法人の代表役員ですので、直接関係してくることです。みんな頭に入ったかな?

先立って宗務庁から、1cmほとの暑さを持つガイドブックが送付されていました。宗務所での対応が終われば、これを順次職員で回覧していこうと思います。管内のお寺さんにも、最低でも法律に違反しないレベルに知識を持ってもらわなくてはなりません。これはなかなか大変なことです。

昨年参加した文化庁主催の宗教法人実務研修会においては、まだまだマイナンバーについての解説はそもそも制度が定り切っていなかったこともあって、薄い内容でした。今年の研修会はおそらくみっちりと扱ってくれると思います。お寺さんには参加をオススメしようかな。私も行きたいですし。

今回の出張移動は新幹線でしたので、昨年加入したプラスEXが大活躍です。普段使っているカード入れに、suicaとプラスEX-ICカードを入れておくだけで、在来線も新幹線も、カード入れを自動改札機にタッチするだけで通過できます。キッブは折り曲げや紛失が心配で、道中頻繁にポケットの中を確認する羽目になるのですが、プラスチックカードですので簡単には折り曲がりませんし、カード入れもそこそこの大きさがあるので行方不明にもなりにくいです。ストレスがいくつも減って、快適です。

結局、新幹線の駅から宗務庁最寄り駅への在来線区間の料金を考えると窓口で買う金額とあんまり差がないのですが、でも安くはなっています。たとえ金額面でのメリットがなくても、年会費500円でこれだけストレスが減らせるなら、お得だと思います。

もちろん、なぜ年会費が必要なのかは理解ができませんが。会費無料で猛烈プッシュして展開したほうがJR東海にもメリットが大きいと思うんですけどね。