書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

あけましておめでとうございます

朝のお勤めの際に、年頭のご挨拶としてお話しさせていただいた内容を少しご紹介。

今年の抱負がまだ定まっていない方向けとして、私の抱負を披露しました。内容としては簡単なもので、自分の良いところを伸ばし、悪いところは、ちょっとだけ気にかけて改善する。それだけ。

大雑把な私の性格に対して、すべてについて細かいところまで追求する師匠を引き合いに出し、さらに今年の干支である猿のいつまでも集中してノミ取りをする姿も引っ張り出して、自分ももう少し丁寧さを心がけないといけないというお話に展開しました。

ちなみに、師匠は年男。そんな話も差し込みながら。

でも生真面目に悪い部分と向き合うのはストイックすぎるので、自分で把握している良い面に磨きをかけつつ、悪い面にも少しだけ手当てをするという論旨展開。

さらには、常に自分を成長させようとする気持ちは、若さを醸し出す秘訣として紹介しました。科学的な根拠はないかもしれませんが、実際、いつまでも若い人というのは、そういう気持ちを持っていますよね。

朝のお勤めの後、初日の出までの人が迫る中でのお話で、かなり駆け足となり、またゆっくりと話すこともできませんでしたが、初の年頭挨拶としては及第点をつけておこう思います。こういう前向きさが私の良いところですから。

心配していたお勤めは、無事に出来ました。大きなミスもなく、こちらは自信を持っての及第点。緊張はしましたよ、やっぱり。

お正月もあと二日。もうひと頑張りです。本年も、よろしくお願い致します。