書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

新春に向けて、本堂スタンバイ

本堂を新春仕様にモデルチェンジしました。

単なる荘厳(飾り付け)ですけど、雰囲気が全然違ったものになるんですよね。正太寺の本堂は普段、飾りの幕などは一切つけていませんので、余計に変化が際立ちます。赤と金の幕に彩られた本堂、見慣れた私にとっては、これぞお正月という感覚で、ワクワクしてきます。

それと同時に、今年からはお正月の朝のお勤めで、導師を勤めます。住職ですから当然なのですが、特に元日の朝は大勢お参りに来てくださいますから、かなりの緊張が予想されます。ワクワク感と同時に、その予感を体で感じて、不安な気持ちを押し殺せずにいます。

三が日のお勤めは元朝祈祷から始まるのですが、祈祷太鼓がいいリズムで叩けないので、それだけでも憂鬱な気持ちになります。

今までの経験で、どんな憂鬱な局面でも、頑張って乗り越えれば、それはそれは清々しい気持ちになれることは分かっていますので、そのシーンをイメージして、今はただ、不安な気持ちに乗っ取られないように心がけるのが精一杯です。

考え込むと良くないですね。そういう対処法は私には向いていません。ま、なんとか、あまり恥をかかずに終えたいものです。