書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

小学校の発表会

娘たちの通う小学校で、いわゆる学習発表会が開かれました。仕事があったり、息子が風邪気味で早々の撤収が必要だったりで、私は最初から最後まで通しで見たことがなかったのですが、今年はついに見ることができました。

そもそも二人が通っていますから、二人ともみようと思うとほぼ全部見ることになるんですよ。直前になって仕事も入ったのですが、師匠に代わりに出てもらいました。先日のピアノの発表会も見れませんでしたから、ここでまた見に行けないとなると、長女はまだ理解してくれても、次女はしばらく膨れてしまいそうです。

というわけで。じいじにありがとうと言いなよと、娘たちに諭すのでした。

出しものの出来としては、幼稚園のお遊戯会の方が上かもしれないという感覚もちょっとあります。声を出す場面で、声が出ない子というのは、幼稚園ではいませんでした。でも、小学校の場合は各学年、一人ぐらいはいるんです。

そこを出させるか、出なくてもよしとするか。たまたま当日、緊張感から出せなかったという可能性もあるわけですが、どこにこだわりを置くかのポイントが違うんでしょうね。

学習発表会とはいえ、その日1日の出来栄えがその子の全てではなくて、その日に至る学習の過程と、それらがその子に身についているかが大切であって、学習発表会で大きな声が出せるかどうかも、たくさんある評価点の一つでしかないわけです。

幼稚園の場合は、当日大きな声が出せるかどうかが大事な点ですからね。

もちろん、学習発表会で大きな声が出せればそれはそれでバッチリなわけですが。

うちの子たちは、そこそこ大きな声が出ておりました。よかったよかった。雨がしとしと降る中でしたが、良い1日となりました。

その一方で、フランスでは同時テロが発生。その裏には中東での長く続く混乱がありますから、想いを馳せるとどこまでも気持ちを持って行かれます。

ともかく、人が傷つく行為については、いかなる理由があろうとも、断固反対いたします。どっちが先に手を出したかとか、そんなことは関係ないんです。みんなが平穏に暮らせるように、今後もそのことに頭を使っていきたいです。