書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

入出の夏祭り。今回は役付きです。

IMG_2265

入出の夏祭りは愛宕様のお祭り。御神輿を担いで練り歩きます。昨年までは東部・中部・西部と三基の御神輿があったのですが、担ぎ手=若者の減少により、今年から一基のみの運行となりました。

とても寂しいですが、今の入出ではどうにもなりません。

私は消防団の一員として、警備担当。とはいえ、分団長の仕事は祭典本部詰めです。何かあった時の指揮は本部で執りますので、ここを離れるわけにはいきません。

一口に警備と言っても、内容は地区によって様々でしょう。入出の場合は御神輿に複数人で付き、安全な運行を担保する役割です。御神輿が3分の1になったことに伴い、運行時間は3倍に延びました。三基で回っていたそれぞれのルートを、一基だけで回るというわけです。

警備体制もそれに伴って一新。3チームを編成し、一時間ずつ担当します。これでだいたい今まで通りの負担。もっとも、拘束時間は延びましたけれど。

御神輿運行も佳境にさしかかる頃、花火の打ち上げが始まります。打ち上げ場所の警備も消防団。御神輿の警備に当たっている1チームを残し、残りの2チームは打ち上げ場所へ向かいます。ほぼ人通りのないエリアで、人が入らないように警備をするのですから、暇だったようです。でも、万が一のことがあってはいけませんから、疎かには出来ません。

16時半から始まったお祭りも、21時のスターマインを持って無事に終了しました。消防団はお昼のバーベキューから始まっているので、私はヘトヘトです。日焼けが痛い。

警備の方法については、来年に向けて最適化する部分が見つかりましたので、忘れないうちにメモを残しておかなくては。

それにしても、いくら役目とは言え、暑い中をまじめに警備を務めてくれる団員達にはひたすら感謝です。出動を強制しているわけではなく、あくまで任意で助けてもらっています。でも、自分の役割として出てきてくれるのです。本当にありがたい。

そんな彼らのためになる指揮が執れるように、頭をいっぱい使おうと思います。叩き上げでもなく、ぽっと出の分団長ですけれど、頭を使うことなら出来ますから。