書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

すんごい質素なチラシが出来た 完成版

昨日かなり質素に仕上がっていたメルマガ会員募集チラシですが、こんな具合になりました。(原稿は一部カラーですが、モノクロ印刷します)

メルマガチラシ

細々修正を入れてみましたが、さて、これでお檀家さんがお盆のお経の際にネタにしてくれる程度に食いついてくれるかどうか。

「無料」の2文字を入れ忘れましたが、かえって話題にしやすいかもとポジティブに考えるようにしております。

正直、失敗したと思ってます。

とはいえ、お寺のやることで余分にお金のかかることってほとんどないですから、無料だと思い込んでもらえると思いますけれど。「受信に係るデータ通信については云々」とかも書かなきゃいけないんでしょうか。んー、でも、この辺りのことはこれから先の世の中当たり前に知っていなきゃならないことになるので、中学生くらいで理解が完了するように学校教育でやっちゃって欲しいです。でもまだまだ複雑で仕組みが分かりにくいですよね。

話が若干逸れますが、正太寺の本堂は昭和38年完成ながら、鉄筋コンクリート製です。当時、流行でした。先端技術かというとどうだったんでしょう。でも、一般的には木造建築物の多い時代、だったのかな?

観光地になるような寺院の建築物は、当時の最先端といって良い技術がつぎ込まれています。学問も、お寺に集まりました。つまり、お寺は時代の最先端だったんです。

それがいつの間にやら、お寺というのは古いものを守っていくような存在になってしまっています。私はそれがとても不満。

先々代住職は、新しい物を取り入れて、鉄筋コンクリート製本堂を正太寺にもたらしました。当時のお檀家さんも、その心意気を汲んで、協力していただけたんだと思います。(長持ちするから結果維持費が安いとかいう話もあったでしょうけれど。今では木造の方が長持ちすると言われてますね。)

先代住職は、早期にパソコンを導入し、事務作業の効率化を果たし、そこで捻出した時間と、パソコン導入で得た技術も活かして、各方面で大活躍。

私は、何が出来るでしょう。ホームページも早い時期に開設し(1999年だったと思う)、ブログにも飛びつき(2003年)、日記もオンラインで書き続け(昨日までで3,919日分)、メルマガも始めてみましたが、どれもパッとしません。

比べてみると、座ってやれる物ばかり取り組んでるんですよね。一番体を動かしたのはボランティア活動。結婚準備を境に遠ざかってしまいましたが、今でも現役復帰する願望は持っています。今のところどう考えても時間が足りないですけれど。ボランティア活動方面はねぇ、ほんとにもっと幅を広げたかった。軸足は原点に置いたままにしたいですけれど。

やっぱり、体を動かさないとダメなんですね。ずっと分かっていましたが、先住達と比べてみるとはっきりと突きつけられます。

とはいえ、メルマガの効能も大事な物だと考えています。特に今どきは。今お寺とお付き合いをしてくださっているのは家長クラスの方々です。私は、何とかして、その下の世代を引きつけたいと思っています。

お寺をイベント会場としても使えますよー、というのを、定期発信していっても良いのかな。うざったくないかな。ふた月に一度くらいなら良いかな。

ほんとは毎号の末尾に追記ぐらいが良いんですが。

メルマガ会員、あと20人ぐらい増えないかなぁ。