書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

時計を眺めていても仕事は片付かないよ

宗務所で決算書の点検に勤しんでいるところへ訃報の着信有り。ご遺体は宗務所の近くにある葬儀会館に安置されていると言うことでしたが、私は法衣を持ってきていません。お寺へ往復すると2時間以上かかってしまいますので、第一報を受けた師匠に枕経をお任せしました。

少し早退気味でお寺に戻って葬儀日程の詳細を確認したのですが、よく考えたら私はいつ葬儀の支度をするのだろうと気がつきました。

今夜も消防の訓練があります。うーん。時間があるとすれば、もしかしたら今しか無いのでは?

夕食前の短い時間が大変貴重な時間となりました。やりきれなかった部分は、訓練から戻った後の夜なべ仕事となりましたが、この時素早く取りかかっておいたおかげで、いつもと同じ時間に寝れそうです。

今までは、葬儀の支度は当然師匠がしていましたから、私が忙しくても何にも影響はありませんでした。でもこれからは直接関係するようになるんだなと、今更実感しました。

やっぱり宗務所と分団長の両立はしんどいですね。受けなきゃ良かったと思っても今更です。身を粉にしてがんばりますよっ。