書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記。寺籍簿整理を再開。

私の仕事も少し落ち着きを取り戻しつつあります。そこでいよいよ寺籍簿整理を再開しました。書記さんにお願いして少し進めておいてもらっていましたが、私も参戦です。

思えば、作業開始はおととしですよ。地道に寺籍簿(過去の進達書類、つまりお寺や所属僧侶に関する事務手続き書類を束にした物)の電子化に取り組んできました。昨年半ばからいよいよ最終段階に突入し、取り込んだ書類を納戸へ移行させるための作業をしていました。つまり、お寺一軒一軒の寺籍簿と電子化したデータの最終照らし合わせをして、完了したら納戸へ設置した教区毎の段ボール箱へ積み上げる、という作業です。

それも、書記さんのおかげで残り二教区分のチェックとなっていました。今日は一気に、ひと教区の半分強をチェックしました。最初のうちは全頁チェックをしていたのですが、途中から、最初に電子化した物は全て揃っていると確信し、それ以降に追加された書類の電子化チェックだけに作業を絞ったんです。そしたら進むのが早いこと早いこと。

ただ、今日はチェックした中でいくつかミスが見つかりました。電子化する際の作業のミス。今後も発生しかねないミスだったので、主にその作業を担当してくれる書記さん達に、よろしくお願いしないといけません。

電子化したファイルの命名規則の問題なのです。これは統一されていないと、後々探すときに面倒なことになります。

一つ問題点が判明したところで、きょうの作業は終了。夜、4月から就任していただく新しいお世話人さんに集まっていただいての会議がありますので、30分だけ早退しました。

初めて世話人会の進行をして、各種説明もして、隣に師匠が居てくれるとは言え、緊張した時間を過ごしました。そして1時間ほどマイクを握っていたので、疲れましたよ。

新しくお世話人になった皆さんも、さぞ緊張していたことと思います。総代さんもこの3月に交代です。みんなで分からないことだらけとなりますので、話し合いながら、協力して、物事を進めていこうと思います。