我が家の中ではじいじ祝賀会の通称で通っている、師匠の叙勲祝賀会が開かれました。春の叙勲で瑞宝双光章をいただきまして、いただいちゃったからには祝賀会がどうしても必要になる世の中なのでございます。
会費はいただいて開催するのですが、持ち出しもかなりあるようでして、まあ私はそんなものをいただくことは無いでしょうから心配ないのですが、住職夫妻の旅行資金が無くなってしまったようで、それがとても残念であります。
名誉なことなのですが、僧侶としては名誉なんて、ねえ。本人も名誉を欲しがってはいませんし。ちなみに、保護司の活動が評価されてのことでして、お寺は無関係でした。
ともかく。夕方4時から開会となり、たくさんのお祝いの言葉をいただいて、どれくらいかな、乾杯まで40分ぐらいかかったんじゃないでしょうか。途中、お腹空いたと言い出した子どもたちに、最後のじいじの話が一番長いからねと言っておいたら、ほんとに一番長くて苦笑いするしかありませんでしたよ。
ともあれ、170名もの方にご参集いただきまして、盛大な祝賀会が開かれましたこと、弟子として、息子として、大変光栄なことと感じています。その人の評価は、お葬式に何人参列してくれたで決まるなんて言いますけれど、それに準ずるぐらいの機会だと思いますので、そこに大勢の方がいらしてくださったことは、ただただ嬉しいです。
同時に、父であり師匠である人物がこんな高評価をされますと、後を行く私にとっては大変なハードルとなりますから、ありがた迷惑な点も…
同じ道ではとても越えられませんから、別ルートを探さなくてはなりませんね。
しかしまあ、大勢だったなぁ。