書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記 不意打ち的に動き出す

午前中、あるお寺さんの寺族さんの葬儀を手伝い、その足で宗務所へ出勤しました。

半日しか時間は無かったわけですが、いよいよ、昨年から取り組んできた仕事の仕上げに取りかかりました。久し振りに話題に出しますね。寺籍簿という、お寺毎に申請書類をまとめた書棚を、電子化する作業です。

すでに昨年のうちに電子化自体は終わっていて、長らく紙媒体の管理と電子データの管理を二重に行ってきました。そろそろそれを電子データ管理1本に絞る時期です。

最近では寺籍簿の参照も電子化したデータ、すなわちPDFファイルを参照することがほとんどとなっていました。絶対的な紙の見やすさというのはあるわけでして、ふとした瞬間に紙媒体に手が伸びることもありましたが、PDFだけになっても特段問題が無いと判断しました。必要であれば参照→そのまま印刷、という流れが非常にスムーズですし。寺籍簿に綴じた紙をコピーするのは、寺籍簿から外す作業と閉じ直す作業が発生しますから、とても面倒です。

とっかかりとして、まずは地元の三教区の寺籍簿から始めました。申請の頻度も比較的少ない印象もあります。何か問題が発生しても、後戻りがしやすい範囲なのです。

三教区の分の電化データとなると、スキャナで取り込んだのは1年ほど前になるかも知れません。それからの追加分がちゃんと電子化されているか、漏れは無いか、それらはやはり確認しなくてはなりません。この確認作業がけっこう手間がかかります。

結果、三ヶ寺分を取り込んだところで集中が切れました。電子化していたときも、三ヶ寺分ぐらいで翌日に持ち越すと嫌気がさしませんでしたので、同じようなペースで進めるのが良さそうです。

手順は簡単であることも確認出来たので、今後は書記さんにも手伝ってもらいながら進めていこうと思います。12月の任期末に間に合わせるぞ!