書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お寺の境内は、公園

原付バイクが壊れて動かなくなり、数ヶ月。保険代を払う段になってさすがに壊れたバイクに払うのはもったいないということで、重い腰を上げて廃車処分に。住職が。

しかし、バイク的なものが無いと入出の中の移動に困るときがあるので、電動アシスト自転車を購入しました。住職が。

私は法事にしろ何にしろ、なんとかして車で出かけてしまうので・・・。車が近くに止められなくても、歩くという手段を使うのです。

とはいえ、電動アシスト自転車には興味があります。もうずいぶん前から、スポーツタイプの存在を知って、気になり続けています。高価なので手が出ずにいますけれど。

電動アシスト、すごいですね。急なことで有名な正太寺の坂道を、スイスイと登ってしまいます。あくまでもアシストなので、勝手に走って行くことは無いですが、少し力を入れるだけで登るのです。サドルからお尻が離れることはありません。すごい。

これなら宗務所まで自転車で通うという夢が達成できるかも!

しかし、この自転車は切り替えが3段までしかありません。長距離を走るにはかなり厳しい設定です。これはスポーツタイプの8段・・・げふんげふん。貯金の取崩・・・げふんげふん

そんなこんなして子どもたちも刺激されて自転車を出してきて乗り回していたら、長女の同級生と家族、友人が池のオタマジャクシを見に来ました。そのまま全員で遊びモードに突入。

久し振りにお寺の境内が、公園のような光景になりました。嬉しいです。

お寺は公共財産です。お檀家さんの力で維持されていますが、それであっても、万人のためのものです。そうした存在であり続けるために、お檀家さんにご尽力をいただいているとご理解ください。我々も、そのために、尽くしています。

私の子どもの頃は、まだ、お寺は子どもたちの遊び場でした。入出の外れですが、よく遊びに来てくれました。自販機を空気銃で撃ちまくって穴を開けてくれた子もいますが、それもまた、遊び場であった証拠。

我が子達の存在を助けに、お寺がまた公園としての機能を果たすようになってくれないものかと、願っています。どんど遊びに来てください。お寺は、みんなの遊び場です。

でも、危険な場所もあります。気をつけてくださいね。お寺ではなんら補償は出来ません。自然の中に存在しているのですから。