書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

スーツを買う

たまにはスーツが必要になります。年に数回、宗務所の出張で着用する機会があるのです。


改良衣でもいいんですけど。私はそれで新幹線乗るのも平気ですし。ただ、洋服と比べると不便な状況もあります。鞄を肩にかけるだけでも、着物は袖が邪魔になりますからね。


そんなわけで、年に数回のためだけに、宗務所に入ってすぐ、冬物、そしてしばらくしてから春秋物を購入しました。もう5年以上前になります。


その間にさすがに体型が変わって参りまして、最近お腹がきつくて仕方ありません。4月の管区護持会集会の際には、お腹がきつくて気分が悪くなりましたから、事態は深刻です。


今度の金曜日に名古屋別院で会合があるのですが、そこへ行くのもスーツなのですよ。お寺へ行くのですから着物で全然構わないですし、しかも移動手段は車なので着物で困る状況もほぼないのですが、毎年スーツで行くことになっているものですから。他の宗務所は、改良衣であったり、作務衣の方もいますね。


ともかく、車に乗っていてお腹が締められて、また気持ちが悪くなるのは辛いので、いよいよ今日、重い腰を上げてスーツを買いに行きました。


店員さんと相談しながら、年相応なスーツを選んで、ダイレクトメールで届いていた割引券を使って、なんとお値段20,000円ほど。安いですねぇ。


着用機会が少ないので相対的に高い感覚になりますけれど、日常的に仕事で着る人なら、安く感じるのでは。


師匠は、スーツを着る機会も多いのですよ。住職の肩書き以外にも、公的な肩書きをいくつも持ってますから、そうした肩書きで出かけるときはスーツが主ですからね。


私もいずれは、公の役割が回ってくることもあることでしょう。悪い評判ばかりの住職では回ってこないでしょうけれど、並の住職として存在出来れば、頼みやすい職業の筆頭でしょうからね。暇なわけではないですけれど、住職の社会的責任として、公的な仕事に奉仕するのは適っているわけでして。


それで住職本来の勤めが果たせなくなってはいけませんけどね。


ま、まだそうした状況にはありませんので、当分はスーツの着用機会は少ないことでしょう。出費の面でも、なるべく少ない方が助かりますしね。