書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

予算案がらみの仕事を一日中。過去の決算書類から過去10年間のキャッシュの変動を中心に、各科目ごとの費用の変動もまた眺められる書類を作りました。


ま、本当はこれぐらい最初から用意して、それをもとに予算を組むぐらいしなきゃいけなかったのかもと思いますが。


書類作成の目的は、積立金を如何に捻出するかを探るためです。今後地震災害で大きな被害を被った際に拠出できる資金、宗務所の建物を修繕もしくは立て替える際に必要な資金、それらを積み立てていかねばならないと考えているのですが、そもそもそんな余力があるのか、という問題があるのです。


一言で言えば、無い。これは複雑な計算をしなくても、感覚で分かります。


ただ、無いにしても、どの程度足りないのか、どれぐらい追加収入があればどの程度の積立が出来るのか、そうした裏付けが無ければ、表だって検討することも出来ませんので、がんばって書類を作りました。


今日作った書類は、そのとっかかりに過ぎないわけですけれどね。


現時点でもすでに成果があります。明らかに今年度の支出は抑制されていることが、目に見える形で表現できたことです。それでも積立には足りないと言うことが、すでによく分かります。


この書類を活かす会議までには、まだ少し時間が残されています。急ピッチで、目的を果たせられるようにがんばります。