お仏壇のあるお宅では、おうちを引っ越すと、当然お仏壇も引っ越すことになります。場合によっては買い換えと言うこともありますね。
いずれにしても、引っ越す前と引っ越した後で、それぞれご供養をした方がよろしいです。奈良や京都で仏像の修復をする際に、必ず法要を執り行っていますよね?ニュースで報じられることもしばしば。それと同じです。
なんといっても、お仏壇にはお釈迦様がいらっしゃるのですから(曹洞宗の場合)。
曹洞宗のお仏壇は、ご本尊であるお釈迦様を中心にお祭りし、ご先祖様はその脇か一段したの脇におまつりすることが多いです。お仏壇の構造によっても様々。家長が「ここ」と決めれば、それに従うケースも多いでしょう。お寺からはあまり事細かには指導しませんし。
いずれにしても、引っ越しする際には、ご本尊様に動いていただくのですから、そしてご先祖様には引っ越しをする報告も兼ねて、ご供養を申し上げます。
動かす前と後にお勤めをしますから、引っ越し後は新築のお宅に上がらせていただくということも。
ついキョロキョロしてしまいます。うらやましいんです。モダンであったり、和風であったり、様式は様々ですが、皆さんセンスが良いんですよね。かっこいい。
憧れますよね、新築のおうち。はぁ・・・